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【傑作アニメを振返る】ヒカルの碁(ストーリーの流れと名シーン)※ネタバレ注意

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2001年放送の大人気アニメ『ヒカルの碁』

全75話+番外編もある長編アニメですが、5周以上も見返すほどに素晴らしい作品です。

今回は、ヒカルの碁ファンや、見ようか迷っている方に向けて、ストーリーの流れと、名シーンなどを紹介していきます(^^)/

本記事はネタバレを含みますので、耐性のある方のみご覧ください!!

記事内で使用する画像はすべてアニメ本編からの引用となります。画像の著作権は以下に属しますので、当サイトからの流用・転載はご遠慮ください。
©ほったゆみ・HMC・小畑健・ノエル/集英社・テレビ東京・電通・ぴえろ



あらすじ・見どころ

麻婆神父一押しポイント

佐為の碁に何度もふれたヒカルが、自身の才能を目覚めさせていく過程はとても面白いです!

ヒカルの成長や、塔矢アキラと互いに高めあっていくストーリーは必見です(^^)

終盤のストーリーは涙なしには見られません!!

ストーリーの流れと名作シーン

佐為・塔矢アキラ・囲碁との出会い

テストの点が悪く、お小遣いをとめられていた主人公『進藤ヒカル』は、お金になりそうなものをもらっていくために、祖父の蔵を漁っていると古びた碁盤を見つける。

一緒に来ていた幼馴染の藤崎あかりには見えない碁盤の血の染みがヒカルには見えており、しばらくすると、どこからかヒカルを呼びかける声が、、それこそが平安時代の碁打ちである『藤原佐為』だった。

佐為には現世に未練を残す唯一無二の目標があり、それは『神の一手を極めること』。

当時囲碁には全く興味のなかったヒカルだが、そんな佐為のために、近所の碁会所で碁を打たせてあげることに。

この碁会所でヒカルと同じ小学6年生の『塔矢アキラ』と出会う。

ヒカルはこのとき、気楽な気持ちで同年代であるアキラを指名したが、アキラは実は囲碁界のレジェンドである名人『塔矢行洋』の息子であり、自身もまた、将来プロになることを嘱望された、同世代には敵なしの碁打ちだった。

当時同世代に敵がおらず、敬遠されてきたアキラだったが、気楽に一緒に打ちたいといってくれたヒカルに好意的に対局を受ける。

結果は、誰もが想像しなかったヒカルの大勝。実際にヒカルに打つ場所を指示しながら打っていたのは佐為で、アキラに対し、まるで指導碁のような打ち方をし、圧倒的な強さを見せる。

アキラは、今回が初めての対局といっていたヒカルに対し、驚きとともに、強烈なライバル心を育んでいくことになる。

これ以降、アキラはヒカルを必死に追いかけ、何度も対局を望んでいくことになる。

囲碁部編|ヒカルvs塔矢アキラ


小学6年生時代に、中学校の文化祭で囲碁部主催の詰碁のイベントに参加したことをきっかけに、部員のいない囲碁部のチーム戦に加わることに。

このころからヒカルのなかには、(塔矢行洋との出会いをきっかけに)佐為に打たせるだけでなく、自分の力で碁を打ってみたいという気持ちが強まってくる。

中学(葉瀬中)に入ったヒカルは、先述の囲碁部団体戦に強い魅力を感じ、囲碁部に入部することに。

その噂を聞いたアキラはなんとしてでもヒカルと再戦するために、中学囲碁部強豪校である海王中囲碁部に入部する。

アマチュアでは敵なしのアキラが囲碁部に入ったことで、海王中囲碁部のレギュラー陣からは面白く思われなかったり、実力的には大将間違いなしのアキラが、ヒカルが三将として大会に出ることを聞いて自分の三将にしてくれとせがんだりと波乱の展開も、、

ついに大会で実現した決勝戦、葉瀬中vs海王中。

ヒカルは一生懸命にお互い切磋琢磨してきた葉瀬中囲碁部のメンバーとの団体戦のなかで、どうしても自分の力だけで大会を勝ち抜きたいという思いが募っていく反面、佐為との再戦のためだけに、海王中囲碁部にまで入ったアキラの執念と思いにこたえなければというジレンマを感じていた。

とうとう火蓋をきった三将戦進藤ヒカルvs塔矢アキラ。

序盤戦、ヒカルは佐為に打たせる決心をして、対局を見つめる。

対局が進むなかで、佐為が指示した一手について、自分ならこう打ってみたいという思いが湧き出る。

塔矢アキラに対して、自分の実力がどれほど及ぶのか、自分の碁がどれほどの実力なのか、そんな興味と一手に対する思いを無視できず、佐為の指示とは違う場所に、ヒカルの考える一着を盤上に反映していくヒカル。

佐為を必死においかけてきたアキラは、当時のヒカル自身の実力相応の一手が許せず悔し涙を流しながら対局を続け、結果はアキラの大勝。

ヒカルに怒りと失望を感じた塔矢はその場を去り、未練はないとばかりにプロへの道への歩みを再開したのだった。

それと対照的に、ヒカルは塔矢アキラに遠く及ばなかった悔しさをバネに、塔矢アキラを追いかけたいという思いを強くしていく。

ネット碁編|saiはだれだ!?


葉瀬中の先輩の筒井と囲碁のイベントに参加したヒカルは、インターネットで囲碁ができることを知る。

これなら、自分の実力が訝しまれることもなく、世界中の様々な人々と佐為を対局させてあげられると思い、夏休み期間、ネットカフェでハンドルネーム『sai』を使って、佐為に碁を打たせるようになった。

圧倒的な力をもつsaiの噂は世界中に広まり、世界中の囲碁愛好者の間で、saiはだれだろうという話題で持ち切りになっていった。

日本で行われる、アマチュアの世界大会で、そんな世界の強豪たちが集まったことをきっかけに、塔矢アキラの耳にもsaiの噂が届くようになる。

アキラはsaiとの対局のなかで、saiの碁は以前、自分を完膚なきまでに打ち負かした、ヒカルとの対局を思い出したが、最終的に勘違いであると自分を納得させる。

この時点から、アキラはヒカルを意識しつつも、囲碁部の一件もありヒカルを突き放すようにプロの道を進むようになり、ヒカル自身は自身の才能だけでなく、佐為の碁に触れることでかなり実力を伸ばしてきており、アキラを見返してやりたいというライバル心を決定的に持つようになる。

院生編|プロ棋士への道


ある日偶然出会った海王中の主将の『岸本』と話し、塔矢アキラに近づくためには、一刻も早くプロへの道を歩まなければならないこと、そのためにはプロ棋士を目指す院生になって力をつける必要があることを知る。

着実に力をつけていたヒカルは見事院生試験に合格し、院生メンバーに加わるが、院生へのスタートを後押しした自分より格上の海王中主将岸本が、院生では万年2組で全く勝ち上がれていなかったという現実を知ることになる。

このころから、ヒカルは棋力向上のため、自室で佐為と対局を重ねるようになる。

また、プロ棋士と院生が対局をする機会である、若獅子戦において、ヒカルは才気あふれる一手を放ち、改めてアキラや、プロ棋士強豪の一角の『緒方九段』から実力を認められ始める。(ただし、今回は佐為ではなく、ヒカル自身が打った一局になるため、真の意味でヒカルの実力が認められ始めた一幕でもある。)

激闘!プロ試験編|椿~囲碁サロン布川~洪秀英戦~伊角戦~和谷戦~越智戦


院生間の対局でも順調に勝ち進んできたヒカルは、プロ試験の挑戦権を得るまでに院生内での勝ち星の順位を上げていき、ついにプロ試験を迎える。

今まで同世代とばかり打ってきたヒカルは、プロ試験予選であたったひげ面の『椿』という男との対局で平常心を失ってしまう。

そんなヒカルを見た、院生仲間の『伊角』、『和谷』は、ヒカルを連れて、年配の碁打ちが多くいる碁会所巡りを始める。

その中で、囲碁サロン布川で出会ったひげ面で乱暴な『河合』との出会いから、年配の碁打ちとの対局にも慣れ、以後、この碁会所に通い詰めることで、多面打ちを学ぶなど実力を大きく成長するきっかけとなる。

また、別の碁会所では、韓国のプロ棋士養成所の研究生である少年、『洪秀英』と対局し、この対局はヒカルの勝利に終わったが、互いに力を出し切る名勝負として、のちに院生の上位陣や塔矢アキラの耳にも入っていく。

上述のような経験を通して大きく力をつけたヒカルはプロ試験でも順調に勝ち星を重ねていく。

プロ試験編の後半は、互いに負けられない院生1組最上位陣による切迫した対局風景が描かれる。

伊角戦・和谷戦を制したヒカルは、プロ試験勝率1位の越智戦に臨む。

越智は普段から自宅にプロ棋士を呼び指導を受けていたが、ある日偶然塔矢アキラを呼ぶことになる。

それは当然アキラの耳にも入り、越智が院生でプロ試験でヒカル同様全勝していることを聞き、越智を利用してヒカルの実力を計ろうと画策する。

ヒカルの碁の筋をよく知るアキラは越智を対進藤戦に向けて、徹底的に指導し、ついに越智戦を迎える。

結果はヒカルの辛勝。最後の最後で越智にミスがでてしまった。

結果として、ヒカル・和谷・越智がプロ合格を決めることになった。

このころから、佐為は、いつまで現世にいられるかという漠然とした不安と焦りを感じるようになり、ヒカルに対して我儘を多く言うようになってくる。

新初段シリーズ~sai vs 塔矢行洋~『さよならヒカル』


プロ棋士になったヒカルは、新人棋士が高段棋士と対局する『新初段シリーズ』というイベントを目前に控えていた。

対戦相手はなんとあの塔矢行洋。

いつまでいられるかわからないという不安をかかえている佐為は、なんとしてでも、名人と対局をしたいとヒカルにせがむ。

ヒカルにとっても大事な一局ではあったが、佐為の強い意志を前に、佐為が打つことを許すことに。

ただ、普通に佐為が打つと、名人に勝つ可能性もあるほどで、大ニュースになることを懸念し、15目というハンデを負った状態を仮定して打つことを条件にした。

結果はヒカルの敗北に終わり、碁の内容も秘密で大きなハンデを負った状態での対局だったため傍目から見るとめちゃくちゃな内容。

しかし、塔矢行洋本人や塔矢アキラ、そして、対局を見ていたトップ棋士である緒方九段や桑原本因坊はヒカルの評価をまったく下げなかった。

ほどなくして、塔矢行洋は体調不良で入院することになったことをきっかけにネット碁を打つようになった。

その話を聞いたヒカルは、ネット碁なら、佐為にハンデ無しで名人と対局させることができると考え、saiと塔矢行洋の非公式戦が決まる。

結果はsaiの半目勝ち。

この対局を見ていたヒカルは、saiの負け筋に唯一気づく。

それを指摘したヒカルを見て、佐為は、ヒカルの才気と、自分が現世に戻った本当の意味を察したのだった。

そして徐々に存在の希薄化を感じていた佐為に、ついにそのときが訪れることになるのだった、、、

佐為がいた|伊角との一局~ヒカルvs塔矢アキラ

朝目覚めると、いつもそばにいた佐為が消えていることに気づくヒカル。

その現実が信じられず、佐為に関連のある、本因坊秀策所縁の地である広島県の因島を、河合とともに目指す。

因島でも佐為の足跡がつかめなかったヒカルは、とある広島の碁会所で、秀策の墓が東京にもあることを知り、すぐに東京に戻ることに。

日本棋院の資料室で、秀策の棋譜を見たヒカルは、佐為のとてつもない強さを再認識し、「自分なんかが打つのではなく、佐為にもっと打たせてやればよかった。」と後悔し、碁を打つのを辞め、プロの手合いにもいかなくなってしまう。

それから時が過ぎ、中国の棋院で修行を積んだ元院生の伊角は、和谷の話を聞いて、進藤が手合いをさぼっていることを知る。

直接ヒカルと話をしに、ヒカルの家へと赴いた伊角は、もう打たないの一点張りのヒカルに対し、対局を申し込む。

伊角を助けると思って対局を承諾したヒカルだが、一手一手進むたびに対局の楽しさが胸のうちを満たしていく。

両者ともに拮抗したなかで、ヒカルの放った一手には、佐為の一手の面影があったのだった。

どこを探しても見つからなかった佐為が自分の紡ぎ出す一手一手のなかに見え隠れしていたことを気づき、生涯対局を続けていく決意をする。

そして、プロに復帰した後の相手は奇しくもあの塔矢アキラ。

ヒカルとの対局は囲碁部の団体戦以来ぶりだったアキラは、ヒカルとの対局を通じ、ヒカルのなかに見え隠れするsaiと、初めて会った時の対局を重ねていたのだった。

ヒカルのその後|北斗杯への道

ヒカルの碁の後日談。

日中韓3か国のプロ棋士が対局する北斗杯の予選を描いたアニメ。

原作では、北斗杯の決着までが描かれ完結している。

実力をつけたヒカルが強敵を相手に熱戦する様子が描かれており、ファン垂涎のスペシャル版となっている。



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