『柔軟体操(ストレッチ)やマッサージを続けているが、一向に身体が柔らかくならない!』『毎日身体を動かしているのに肩こりや背中が固まっていく一方だ、、』そんな方にはセルフ整体をおすすめします(>_<)
筆者は10年以上、身体の硬さに悩んできました。
人並み以上に柔軟体操に取り組んでいるにも関わらず結果が出ない日々、そんなときにこのセルフ整体に出会いました。
無理に可動域以上に筋肉を伸ばすのではなく、筋肉に癒着した骨を合理的な方法ではがしたり、まず、筋肉を収縮させてから伸ばすというアプローチをとるだけで驚くほど可動域が変わっていきます。
テレビやYouTubeを見ながら1セット3分程度でできるので、毎日気軽に続けることができる手法なので、ぜひ取り入れていただければと思います。
今回紹介するセルフ整体は、筆者が毎日実践しているものです!!
セルフ整体とは|柔軟(ストレッチ)との違い
柔軟(ストレッチ)は、筋肉を伸ばして可動域を増やしていくトレーニング、マッサージは筋肉をもみほぐして凝り固まりをとる施術となります。
それに対して、整体は、骨の位置を整えることで筋肉の疲労を軽減することを代表的にイメージされますが、他にもすごい技術がたくさんあります。
整体は、各筋肉や骨の可動域、どの筋肉を動かすことがピンポイントで動かしたい骨の動作につながるのかという仕組みを利用して、筋肉と骨が固まって癒着してしまった箇所をはがす(俗に肩甲骨はがしなどが代表例)ことができるのです。
また、整体は、整体院に通って、資格をもった整体師に自分の身体を動かしてもらうのが一般的ですが、今回は『自分でどこでも簡単にできる』セルフ整体法をご紹介していきます。
セルフ整体のメリットと、柔軟(ストレッチ)とマッサージの悪いところは以下の通りです。
メリット
セルフ整体のよいところは、正しいやり方で行うことで、骨の位置を正常に戻し、癒着してしまった筋肉と骨をはがすことが手軽にできるため、毎日行うことで確実に身体が正常かつ柔らかい状態になるところです!!
また、セルフ整体で身体の状態を正常にしてから、軽い柔軟やマッサージを行うことで、より効果を高めることができます(>_<)
デメリット
柔軟やストレッチそのものが悪いわけではありません。
ただし、身体が温まっていない状態や、骨の位置が悪い、もしくは筋肉と骨が癒着しているような状態で、無理に該当箇所の筋肉を引っ張るようなストレッチは逆効果になってしまうことが多いのです、、、(-_-;)
この記事に掲載する情報は、勿論、素人が編み出したものではなく、YouTubeで600万回再生以上もされている動画を上げているプロの整体師が説明されている手法を紹介していきます。
参考にさせていただいた動画・チャンネルはこちらです。
チャンネルURL: https://www.youtube.com/channel/UCS2c1gBDV-y26r2tJ3ED5FA 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
画像引用:YouTube 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】チャンネル公式ページより
おすすめ肩甲骨はがし|隙間時間でできる簡単3セット!!
まずは、肩こりの元凶、肩甲骨の癒着をはがす、肩甲骨はがしを紹介していきます。
メリット
肩甲骨が柔らかくなると、長座や開脚の前屈がスムーズになります。
また、最近実感しているのが睡眠の質です(>_<)
わたしは、仕事が夜22時過ぎに終わり、出勤もお昼過ぎなので生活リズムがとても不安定です。
生活リズムが夜型になると、眠りの質が実感として落ちてしまっていて悩んでいたのですが、セルフ整体をはじめてから、かなり気持ちよく眠れるようになりました。
夢も見なくなったので、眠りが深くなったのだと思われます(^^)/
では、早速わたしが行っている肩甲骨はがしのセルフ整体3パターンを紹介していきます。
肩甲骨セルフ整体|パターン①
これは本当にいつでもどこでもできて、効果がすぐに実感できるところがよいです(^^)
肩甲骨セルフ整体|パターン①
椅子に座った状態で両腕を前方に伸ばします。
そのまま、外側に45°腕を開きます。
手首は脱力・肘はしっかりと伸ばした状態で、ゆっくりと腕を万歳していき、同じくらいゆっくりとおろしていきます。
この動作を10回繰り返します。
【肩甲骨はがし】瞬間30秒!セルフ整体でバキバキ肩こりがスッキリ
肩甲骨セルフ整体|パターン②
肩こりの直接的な要因である肩甲挙筋の癒着をはがすストレッチです。
肩甲骨セルフ整体|パターン②
椅子に座った状態で、首を左右どちらかに軽く傾けた状態をキープしながらお辞儀をします。
首を傾けた方と逆側の腕をだらんと床におろします。もう片方の手は膝のうえに置きます。
床におろした腕を手の甲を外、親指を下で、肘を伸ばしたまま上方向(身体の位置・地面と平行)上げます。
上げた腕を5秒かけてゆっくり下ろします。
左右それぞれ計1分程度行う。
肩甲骨セルフ整体|パターン③
このセルフ整体はかなり効いている感が強く、気持ちがいいです。
先ほどの①②と比べると少し難しいですが、ぜひやってみてください(^^)/
肩甲骨セルフ整体|パターン③
いすに座った状態で腕をまっすぐ前に出します。
さらに腕を肩ごと前に出します。
上もしくは下にゆっくりと5秒かけて腕を30°上げ(下げ)ながら肩甲骨を使って腕を引いていきます。
これを上下5セット行います。
【肩甲骨はがし】自分で出来る!究極奥義「前鋸筋剥がし」
股関節まわりの柔軟性を驚くほど上げる|薄筋(はくきん)&梨状筋(りじょうきん)へのアプローチ
股関節セルフ整体|大腿筋膜張筋はがし
あぐらなど、股関節を外側に倒す柔軟性に自信のない方必見です(^^)/
寝ながらのセルフ整体で、驚くほど可動域が上がりますよ!!
股関節セルフ整体|大腿筋膜張筋はがし
横向きで寝ます。テレビを見るような姿勢で、肘を床にたてて頭を支えます。
上にある足の膝を90°曲げて、内側に捻りながら上に上げます。
5秒かけてゆっくりとい足を下におろしていきます。
左右それぞれの足で10回程度行いましょう。
【股関節ストレッチ】簡単1分!秘技TFLはがし
股関節セルフ整体|薄筋はがし
股関節のソケット部分を正しい場所にはめるための簡単セルフ整体です。
股関節セルフ整体|薄筋はがし
うつ伏せに寝ます。片方の足を外側に30°程度開きます。
開いた方の足の膝を90°曲げて、ゆっくり5秒かけて下ろします。
左右それぞれの足で5回行います。
同じ動きで、今度は素早く曲げ伸ばしを各10回行います。
【股関節ストレッチ】60秒でふにゃふにゃ!硬い股関節を柔らかくする方法
お尻のセルフ整体|梨状筋はがし
股関節の柔軟の大本はお尻の柔らかさです。
このセルフ整体を行うと、お尻の凝り固まった筋肉がぺりぺりと気持ちよくはがれる感じが病みつきになります(笑)
お尻のセルフ整体|梨状筋はがし
うつ伏せになり、片方の膝を90°曲げたら、反対側の膝に曲げている方の膝をぴったりくっつけます。
90°膝を曲げた状態の足をゆっくりと外側に下ろしていき、床にくっつくぎりぎりまで身体を傾けます。(両ひざは必ずくっつけたまま)
曲げた膝を5秒かけてゆっくりと倒し、元に戻す動作を左右それぞれ5回繰り返します。
同じ動作を素早く10回左右それぞれ行います。
【お尻ストレッチ】寝ながら30秒!ガチガチのお尻をほぐす
仙骨はがし|股関節の柔軟(開脚前屈)必須ポイント!!簡単1分1セット
簡単に仙骨を立てることができます。
継続が大事なので、毎日取り組んでいくとよいと思います(^^)/
1回3秒で終わるので簡単で助かります(>_<)
腰のセルフ整体|仙骨はがし
椅子に座った状態で、仙骨(お尻の割れ目の真ん中あたり)に触り、軽く押し上げます。
仙骨を押し上げた状態をキープしながらゆっくりと3秒かけてお辞儀をします。
【ぎっくり腰改善】瞬間3秒!秘伝の仙骨はがし
広背筋ハイドロリリース|背中に効く簡単1分1セット
背中の張りを解消できます。
広い大きな筋肉なので、これをやると本当に体調がよくなる感じがします。
背中のセルフ整体|広背筋ハイドロリリース
椅子に座った状態で、お辞儀をします。
腕は床に向かってだらんとたらした状態から、脇を閉めながら肘だけ上に上げていきます。このとき手のひらは後ろを向いています。
両方の肘を上げた状態からゆっくりと手のひらを前方に返しながら腕を下ろしていきます。
【ぎっくり腰改善】瞬間3秒!秘伝の仙骨はがし