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【初心者~有段者】合気道|上達のコツ(これだけおさえておけば大丈夫!!)

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合気道初心者の方に向けて、上達するために日頃から意識すべきことを、考え方だけでなく、技術面についてなど、事細かく解説していきます。

この記事で学んだことを実践・意識しながら日々の稽古に取り組めば、間違いなく早く上達します!

また、日々の稽古がより充実し、昇級・昇段審査にも自信をもって臨めるようになるでしょう。



合気道上達のステップ|練習方法・優先順位

この章では、初心者がまず取り組むべき練習や、意識すべきポイントをご紹介します。

①受け身

合気道を長く稽古していくために、最も重要なのが受け身です。

受け身を上達させないと損をすること

①相手の投げを受けるのがつらいとやる気がなくなる。

②上手いひとの投げを分析する余裕がなくなる。

③柔らかい身体づくりに支障をきたす。

④有段者になると学ぶ、返し技が下手になる。

ざっと列挙するだけでもデメリットが多数あります。

①と③が特に重要で、長く合気道を続けていくためには、受け身も投げ以上に楽しんでできるようになれないとつらいですし、固い投げや固い受けの方と組むとわかりますが、全然楽しくありません。

ご自身が後輩に教えるとき、後輩が思い切って投げられる環境づくりができると、お互いに気持ちがよいものです。

馴れ合いを促しているわけではありません。

間違った投げには反応しない(そのように判断できる)ようになるのも、柔らかい身体作りの賜物です。

また、思いっきり抵抗してみる固い稽古というのは別途ありますが、それはお互い同意のうえで行うと人間関係的にも気持ちよいものです。

柔らかい身体づくりと、上達の基礎のすべてが受け身にあるので、普段の稽古でしっかりと強い人にたくさん投げてもらうようにしましょう!!

②投げ技・おさえ技で意識して稽古すべきこと

合気道では、一生懸命投げの稽古を積んだつもりでも、いつの間にか悪い癖がついてしまうことがあります。

マンツーマンの指導ならまだしも、稽古生が他にもたくさんいるなかで、指導者が悪い癖にすぐに気づいてくれるとは限りません。

すでに癖がついてしまっている方も、このブログを読んで、意識するだけで変わることができますのでぜひ実践してみましょう!

⭐技を行うときに特に意識すべきこと

①肘を曲げてひっぱらない

②転換・回転ほか崩しの際は進行方向を見る(その方向に肩を開く)

③相手と接触時、絶対に握らない

④無理やり投げない(乱暴をしない)

⑤どの関節にどの方向へ力を加えていて、きちんと効いているのかを意識する(理解できる範囲でよい)

合気道の稽古において、最も回避する感情は『相手を思う通りに動かしたい(投げたい)という欲』です。

自分の思うように投げられない・崩れないと感じると無理やり力づくで投げようとしてしまい、本来効かせるべきところに技をかけられていない方が多いです。

「人は何かが欲しい!」と思うとすぐに握ったり、自分のもとに引っ張って手繰りよせようとする癖があります。

合気道では、この本能を克服するのが稽古の基本です。

引っ張るのではなく、間合いをとるために押す方向に力をかけることを意識してみてください。

「一教の裏」のときに、回転(転換)するとき、無意識に相手の肘を握っていませんか? 相手の肘を自分の方向に手繰り寄せていませんか?

向かうべき方向に押しながら回転(転換)してみてください。
きっといつもよりスムーズに技をかけられるはずです。

また、転換や回転の際、進行方向を常に意識するようにすると、自然とその方向に肩が開くようになります。すると身体の力が上手に伝わり、より技がスムーズに流れるようになりますので、これも意識してみてくださいね。



合気道上達のステップ|身体の作り方(稽古外編)

合気道では、日々の稽古を重ねていくことで、自然と合気道に適した身体の使い方や身体づくりができるようになっていきます。

川底の石が水流で角がとれていくように、稽古を重ねていくにつれて、初心者のうちにしっくりこなかった身体の動きや技が自然体にかわっていきます。

ただ、私もそうでしたが、誰よりも早く、一刻も早く強くなりたい! 結果を出せるようになりたい! という方が、合気道的身体作りができる自己鍛錬法を紹介します。

結論から、柔軟体操&座技呼吸法&呼吸投げです。

初心者にいきなり脱力ばかりを要求する先輩がよくいますが、その指導法に納得する初心者はいません。

なぜならいきなり脱力してうまく技をだせる初心者などいないし、そんな稽古は楽しくないばかりか意味もないからです。

一生懸命稽古を積む中で、「脱力」ではなく、力の出し方を学ぶことで、結果的に、末端(腕)の脱力ができるようになるものだとわたしは考えています。

では、正しい力の出し方とは一体どのように養われるのでしょうか?

それこそが、呼吸法という稽古方法・投げなのです。

よく、合気道の重鎮が呼吸力・中心力という表現を使いますが、体幹の力を上手に投げに伝えられるようにすることこそが、この原理の根幹だと私は考えています。

柔軟体操は、自分の重心を低くし、特に、股関節の柔軟体操は、体幹にあたる部分を常に意識して動かすトレーニングとなります。

身体の固い方は、こういったYouTube動画を参考にしてください。わたしは人よりもかなり身体が固い人間でしたが、この動画をきっかけに前に進めた気がしますので、自信をもって紹介します。

ヤマカイTV Japanese ver

【プロと一緒に】2週間で30度開脚が開くストレッチ(プロ柔軟士:プロバレリーナ)

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こういったトレーニングとあわせて、呼吸法・呼吸投げを相手を見つけて自主練習し、日々の稽古を楽しんで取り組んでいけば、おのずと人よりも数段高いレベルに上がることができます。

皆様が充実した合気道ライフを送る手助けができたら幸いです。

ではまた(^^)/

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